算数も国語も”問題文中のヒント”をみつけよう!

正しい手法で、集中して考え、問題数をこなしていく

算数を解く時の手順は、「問題を読む」→「条件を整理する」→「方針をたてる」→「計算する」→「答えを得る」が一般的です。
ですが、≪方針≫が決まってもすんなりと答えが出ない場合も少なくありません。だいたいの場合は、「計算する」という作業を行いながら、からんだ糸を解きほぐすようにして答えを目指します。不安と期待が交差する時間であり、「答えを得る」ことができた時の安心感や喜びはまさに算数のだいご味と言えましょう。

さて、”問題文中のヒント”は、「方針をたてる」ための手掛かりであり、「条件を整理する」のステップで見出すものです。

≪解法のための糸口≫と言っても良いものですが、じつは問題を解くにあたり非常に重要なポイントであると言えます。なぜなら解法の糸口さえ見つかれば、その問題は半分解けたと言って良いからです。

それでは、この≪解法の糸口≫を見つけやすくするためにはどうしたら良いのでしょうか。一つの方法としては、多くの問題にあたることで解法のパターンに慣れることでしょう。「算数や数学の成績は、演習量に比例する」とよく言われますが、解法のパターンを覚えたり慣れたりすることで、≪解法の糸口≫も見つけやすくなるのです。これは基本問題だけではなく応用問題でも同じであり、演習量を増やすことで”問題文中のヒント”を見逃さない実力が付いていきます。

また、文章題の問題内容を図や表にまとめたり、≪規則性の問題≫では数字を書き出したりするのも、≪解法の糸口≫を見つけやすくする方法です。共に≪手を使う≫ことで視覚的に見やすくし、さらなる視点から問題に取り組むことを可能にしています。意識が集中し考えが前に進むことで、見えないものが見えてくるからでしょう。

「おえかき算数ドリル」はまさに手を使う手法であります。先生のいるその場で問題文の絵を描き、図を書き答えを出します。家で絵を描いて(予習をして)きて、解き方・答えを教えることはあり得ません。その場で解かないと意味がないのです。ですから分野学習をしていなくても、まだ学習していない分野でも解けるようになるのです。そして地頭を良くすることが目的です。

≪解法の糸口≫を見つけやすくするもう一つ大切な手法があります。それは≪方法≫と言うよりも、≪姿勢≫と言って良いでしょう。すなわち、「解法の糸口は必ずある」と信じ、「集中して考える姿勢」を持つということです。しかし、考えることをすぐにあきらめる生徒たちがいます。あまりにも長い時間考えさせるのは逆効果かもしれませんが、少なくとも10分程度は一つの問題に集中できるようにしたいものです。

以上をまとめますと、「正しい手法で、集中して考え、問題数をこなしていく」ことが≪解法の糸口≫を見つける、すなわち”問題文中のヒント”に気付きやすくする手法・姿勢であるということになります。まさに、算数上達のための≪王道≫であると言えるでしょう。

難関校に合格するような子は、必ず自力で解く習慣が付いています。解き方を教えると怒られます。