中学受験の国語では、物語文や説明文などいろいろなタイプの長文問題が出題されますが、子どもに得意・不得意があるのは当然のことです。しかしながら、得意だろうが不得意だろうがしっかり点数を取らないと中学受験でいい結果を出せないことはいうまでもありません。

◎客観的な眼を身に付ける
受験入試問題の国語には「客観的な考え方」が必要です。作成者は、答えが一つになるように問題を作ります。記述問題の場合でも、表現の仕方はいくつもあるでしょうが、答えの方向性は一つに決まっています。

対策は・・・
傍線部を中心に、前とあとを丁寧に読むことは当たり前。そして、接続語は○で囲み、重要だと思う文に線を引きながら読むクセを身に着けなくてはいけません。大手進学塾下位コースから来られる子の中には、本文を読まずに解答する子や選択肢と知識のみ解答する子が多く、記述はほとんど書きません。読解の指導を受けていない生徒が目立ちます。
たとえば傍線部で主人公が「顔をそむけた」のであれば、その前に顔をそむけさせた原因があるはずです。その間には、本文に書かれてはいませんが、主人公の気持ちがあるでしょう。そして、そのあとの主人公の行動を読めば、さらにその時の気持ちが読み取れるでしょう。

さらに、読み取れたと思ったらそれで終わりではなく、それをいったん手元から放して本文に書いてある内容に照らし合わせ確かに正しいことを客観的に確認することです。具体的には、「なぜその答えが正しいのか?」を自問自答すること。もしその時に「自分が正しいと思っているから」としか答えられなければ、それは主観的つまり”感情にとらわれて”いるだけです。そうではなく、「問題文のここに書いてあるから」と根拠を問題文の中で示せる客観性が必要なのです。

◎解答をみて納得するだけではダメ、解説も有効利用
さらに復習の方法ですが、解答を見直して納得しているだけになってはいませんか?
国語の復習は、問題文をもう一度読むなど手間がかかるので、嫌がる子どもが多いものです。この点、速読をトレーニングすれば時間短縮につながります。これはお勧めです。最低限やってもらいたいことは解説を読んでもらいたいのです。面倒くさいようですが解説を活用する、それが効果的な復習です。ひいては「その問題が出たら解ける」のではなく、「そのような問題が出ても解ける」ようにする復習が効果的です。
国語ではよほどのことがない限り、同じ問題文で同じ問いが試験に出ることはありません。答えを確認するだけではダメで、「どのようにしてそのような正解になるのか」を自分なりに理解することが大切です。具体的にいえば、「なぜ答えが出たか?」を他の人に説明できるようにすることがポイントです。文脈に沿って説明でき、たとえば保護者の方が聞いて納得できるものであればよいでしょう。

プレイスの国語においてもインタラクティブな授業で「なぜ?」がしっかり説明でき、記述できるよう指導しています。
また、語彙力を上げるためにはわからない言葉をすぐに調べ、短文を作る作業が必要です。「後で」はダメです。
そして国語の副教材は「ふくしま式」を利用して算数同様、公式、論理的な考え方を指導しています。塾の教材にとらわれず良いものを使用しているからこそ国語力、国語の偏差値が上がっているのです。