ふくしま式「本当の国語力」とは

「ふくしま式」とは、現在横浜で「ふくしま国語塾」を主宰していらっしゃる福嶋隆史氏が考え出した国語の学習方法です。福嶋氏は「国語力=論理的思考力」として、論理的思考力を高めるには3つの力=「言いかえる力」、「くらべる力」、「たどる力」を身につけるつけることが必要だと言われています。

国語力とは何か?

「国語力って、何ですか?」

こう問われたら、あなたは何と答えますか?
読む力(読解力)?、書く力(作文力)?、話す力(対話力)?
世間では、このように様々な言葉が、いかにももっともらしく使われています。学校でも塾でも、これらの言葉が平然と「国語力」の定義として用いられています。
しかし、よく考えてみてください。
「国語力=読む力」だとして、では読む力とは何ですか?
「国語力=書く力」だとして、では書く力とは何ですか?
「国語力=話す力」だとして、では話す力とは何ですか?
いずれの問いにも、明確な答えは出ません。そもそも、そんなものは存在しないのです。私たちは、読む力を使って読むのではありません。書く力を使って書くのではありません。話す力を使って話すのではありません。
私たちは論理的思考力を使って読み、論理的思考力を使って書き、論理的思考力を使って話すのです。
根源にあるのは、唯一、論理的思考力だけなのです。
そして、これこそが、国語力の正体です。

(ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集小学生版より引用)

論理的思考力とは何か?

論理的思考力とは、次の「3つの力」で構成されます。

「言いかえる力」・・・抽象・具体の関係を整理する力
「くらべる力」・・・対比関係を整理する力
「たどる力」・・・因果関係を整理する力

読むにも、書くにも、話すにも、これら3つさえあれば十分です。そう3つだけでよいのです。そしてこれらは、誰にでも習得できる「方法」であり、「型」であり、「技術」(スキル)です。技術は真似できます。
真似できるものは、「真似ぶ」=「学ぶ」ことができます。

(ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集小学生版より引用)

論理的思考力とは何か?

論理的思考力とは、次の「3つの力」で構成されます。

「言いかえる力」・・・抽象・具体の関係を整理する力
「くらべる力」・・・対比関係を整理する力
「たどる力」・・・因果関係を整理する力

読むにも、書くにも、話すにも、これら3つさえあれば十分です。そう3つだけでよいのです。そしてこれらは、誰にでも習得できる「方法」であり、「型」であり、「技術」(スキル)です。技術は真似できます。
真似できるものは、「真似ぶ」=「学ぶ」ことができます。

(ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集小学生版より引用)

 

ふくしま式の活用について

「ふくしま式」との出会い

「ふくしま式」の国語との出会いは3年前です。急激に国語が伸びた生徒に「塾以外に何か勉強している?」と聞いたら、ほとんどの生徒が「ふくしま式」と応えました。
さっそく「ふくしま式」の教材を研究し、授業に活用したら今までにない手ごたえが得られ、生徒の反応もよくなりました。結果はついてきました。生徒の国語の偏差値がどんどん上がっていることが実感できています。

中学受験コースにおいて

少人数制クラス授業では毎回「ふくしま式」と「お絵かき算数ドリル」を行っています。

「ふくしま式」国語は下記の4冊と類題プリントを受験までに必ず理解し解き終えてもらっています。

「本当の国語力」が身につく問題集(小学生版ベーシック)
「本当の国語力」が身につく問題集(小学生版)
「本当の国語力」が身につく問題集2(小学生版)
「国語の読解問題」に強くなる問題集(小学生版)

「ユニット授業」の一環として教科授業と教科授業の間に行い、隙間時間の利用の仕方、切り替えがスムーズにできています。10分~15分だから集中力が増し、効果が上がっています。
宿題は1単元の分量が適切で、かつ考える問題なので生徒からもやりやすく、やりがいがあると評判です。
「ふくしま式」を取り入れ、国語の入試問題にどのように活用できるか、解き方、解答の仕方を授業で指導しています。

低学年、中学生にも積極的に利用!

低学年にも積極的に利用できるように、理解しやすいやさしい言葉になおして指導しています。
物語の本を読むときは、自分の言葉、わかりやすい言葉に言い換えながら教師と一緒に勉強しています。早い段階で論理的な学習を取り入れていきたいものです。

中学生でも国語学習が必要な人、特に長文の読み取りが苦手な生徒に利用しています。

個々の学習状況、学力に合わせて個別指導で指導しています。